津波による被害は今も収まらぬといった状況ですが
まぁ、こっちは命あるだけマシ。とでも思わないといけないんだよね。
とはいっても、僕はこの現状をどうすればいいのか悩んでいます。
僕は牡蠣の養殖を営んでいるところでお世話になっています。
で、廃業になるのかっていうのは、この画像をみればわかるとおもうんですが
http://livedoor.blogimg.jp/umihaku/imgs/e/e/ee8478d4.jpg実際、こういうことになってんのね。
まぁ、筏がこんなんなったくらいでは別にどうってことはないんです。
直せばいいだけだし、何よりシーズン終盤なのでスッカラカンですからね。
ただ、来年に実をつける牡蠣をつってある筏も一緒にこうなっているので
来年は下手すると、何もできないって始末になりかねないのです。
ついでにいえば去年の台風で初回からフルボッコにされて地獄でしたが
来年があるからがんばろう!→津波50cmの影響で筏がry
といった感じでかなりの逆境に立たされながらもがんばって
今年は豊漁!とまではいきませんが、かなりいい感じに立ち直ってきていました。
ってところでまたこれですよ。まぁ命あるだけいいんです本当。
でも、命あっても生活できねーってんじゃ話にならないですよね。
多分、来シーズンは大丈夫・・・だと思います。
まだ全部をみてまわったわけではないのでわかりませんが
半分は死んだとおもって現状あきらめています。
それでも、牡蠣を実らせる「種牡蠣」さえあれば
何度でも立ち上がれるといっても過言ではありません。
でも、今回宮城が壊滅的被害を被ったことにより「種牡蠣」がありません。
そう、「種牡蠣」の生産地は宮城なのです。
宮城で種牡蠣を生産し、こちらに運んできて、牡蠣が養殖できる
といった手法なので、筏なんぞいくらぶっ壊れても
直すか作るかすればいいだけなんですよ。丸太あればいくらでも作れます。
「
「種牡蠣」がないとなるといくら筏を復活させようとも
元がないので何にもなりませんよね。
ということは「仕事にならない」のではなく「仕事がない」と
そういうことになります。
まぁ、考えに考えたけど決断下すのは僕じゃないから仕方がない。
仮に跡継いでたら間違いなく廃業します。
ただでさえ、海産物系統は年々値段が下落傾向なのでね。
この災害を気に、といってはなんですが
ほとんどの海産物が全滅状態なので値段をすさまじく吊り上げて
昔の値段を取り戻せば、漁業に人手が増える傾向になると思います。
実際、海産業の何がうまいって金がいいからに決まってます。
おいしいものをつくって食べて喜ぶ顔が見れる云々もモチロン大切ですけどね。
とりあえず知り合いのとこでウェイターでもしとこう。
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- 2011/03/12(土) 20:12:24|
- リアルな日記|
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